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其の四:有限会社シニアハウスプラン設立

どの会社でも会社を分けることによって誰しも「兄弟不仲説」を噂されるようです。それだけ兄弟でやって行くのは難しいという事でしょうか。
私の独断での独立で、それは免れたと思います。

最終的にそのような事例が多いなら、尚の事このタイミングで正解だったと思います。今でも兄とは月に一度は一緒に飲みに行きます。
仕事の事を話すこともあれば、子供のことを話すこともある。
今でも良き相談相手です。お互いの会社を磨き共にレベルアップする。
そんな環境を作り出せたのは本当に良かったと思います。
当然これから先何十年もの話になります。

会社設立の準備

 

会社の設立は引き継ぎをしながら自分でしました。
通常は司法書士などに頼むのでしょうが資金的な余裕もなく「勉強のため」と自分でしました。まあ・・つぎやれと言われてもできませんね。何度書類を突き返されたか・・・。資金的余裕もなく、まずは「有限会社」からはじめました。今は全て資金0でも株式会社です。会社名は「シニアハウスプラン」です。覚えにくいですね。

候補は「シニア建築」「シニアプラン」「シニアプランニング」今皆さんが良く間違えられる名前も候補にありました。そして言いにくいわ、覚えにくいわ、舌を噛みそうになるわ・・・。
プランだけを前面に出すと「ケアプラン」(ケアマネージャさんが組むプラン)と勘違いされるので間にハウスを入れました。これには僕の思いがあります。

将来的には手すりをつけるとか介護リフォームだけの分野ではなく、介護専門の住宅建築や、賃貸、住宅レンタル、住宅設備の販売・開発に至るまで。これから増え行く高齢化社会に向けて幅広く「住」に関する仕事をしていきたいという熱い思いがあったからです。逆に言うと「ハウス」を入れることで「つぶしの利く・何に転換しても分からない会社」にならないように自分に釘を刺したのです。不安はありますが「これで生きていく・飯を食っていく」と決めた以上そこから逃げることはしたくなかったのです。命を懸けた瞬間かもしれません。

途中あまりにもお客様に覚えて頂けなくて「社名変更しようか?」と思いましたが・・。思いとどまり、まだ「シニアハウスプラン」として続けています。

設立は平成17年2月22日!そこから今までお世話になった営業先のケアマネージャさんにご挨拶に回りました。新しいスタートでもありました。

スタート直後・・・

今回の「シニアハウスプラン」として新たにスタートするに当たり初日からつまづいてしまいました。予想していたとはいえ皆様から「何のために?意味があるの?小林君が今までどおり両方してくれたら済むじゃない?」まさにおっしゃる通り・・。一軒づつ説明して回りましたが

「なるほど!それがいいね!」とは誰一人言ってくれませんでした。
当然の結果とはいえかなりショックでした。

「根気強く説明して分かってもらうしかない。最初からうまくいく筈が無い。でもきっと仕事をこなすうちにそう言うことか!って分かってもらえるに違いない」

そう信じて特に今までお世話になった地域を重点的に営業しました。

最初は一人なので父親の事務所の一角を区切って賃貸しました。
きっちり家賃はとられております!6万円も。

もう少しまけてくれると思ったけど、やっぱり商売人なのできっちりとります。

一人で電話対応・事務処理・図面・書類提出・段取り・発注・現場・たまに施工・資金繰り・各種ソフトやシステム整備・・・現場を出るときには自分の携帯転送にして出て行きました。今までの営業先の方々はそれでも気にせずお仕事を言ってくださいました。

本当に涙が出るほど嬉しかったです。
ケアマネージャさんからすると工事だけ別にいう(何度も業者を分けて訪問せねばならない)ような面倒なことをしなければならないのに、それでも使ってくださった恩は今でも忘れません。件数は初年度で250~
300件ぐらいはありましたので一人でこなすには酷でした。

現場から戻り、プランを考えたり見積もりしたり提出資料をそろえると毎晩深夜3:00ぐらいでした。「あかん・・死んでしまう・・」
普通のリフォームと大きき違うのはその工事にかかるまでの調整と各種申請書づくり、書類調整、説明打ち合わせの多さです。これが無かったら何でもない仕事量なんですけどね。くじけそうになりましたが、仕事が無いことを思うとうれしい誤算でもありました。

それでも許容量を超えだすとどんな裏技を使っても同じ時間に色んな案件が被ってくるので物理的に難しくなってきました。「やっぱり従業員募集せなあかんなあ・・・」

何度募集をかけてもなかなか来てくれません。
世の中は厳しいなあー。そらあ、こんな会社に来んわなあ・・・。
もっと頑張らんとあかんなあ・・・。なんて情けない・・・・。
取引先だって、銀行だって、・・そらそうやわなあ・・・・。

まあ、あまり落ち込んでいる時間もありませんでしたが現在と同じく自分の能力の無さにため息が出る日々でした。